コーヒー作りの芸術


ロールコーヒーの一杯一杯が、魅惑の味を物語っています。調達から焙煎、ブレンドまで、全ての製造工程が、格別なコーヒーをお届けできるようデザインされています。情熱に溢れたロールのコーヒーアーティストにより、全てのプロセスは慎重に設定、管理、監督されています。

開花と収穫

すべては、小さなコーヒーの実から始まります。 熱帯地域では、コーヒーの茂みと呼ばれる低木が、ジャスミンに似た白い花を咲かせます。2日間しか開花しないその花は、6〜11カ月後に完熟した果実に変わります。成熟した鮮やかな赤い色になった果実はコーヒーチェリーと呼ばれ、収穫を待ちます。 コーヒーチェリーには、2つの美しいコーヒー豆が含まれています。コーヒーチェリーは、北半球では9月から12月まで、南半球では4月から8月までの年に1〜2回収穫されます。コーヒーチェリー(とその中のコーヒー豆)は、コーヒー農園により、手作業または機械で収穫されます。 コーヒーの木の種類から、育つ場所、コーヒーの精製方法まで、すべての要素がロールコーヒーの味と香りを左右します。

アラビカ種

アラビカコーヒーは、アラビカ種のコーヒーの木から採取されます。アラビカ種のコーヒーは、6世紀頃にアビシニア(エチオピア)で発見されました。当時、アビシニア(エチオピア)とその周辺地域はコーヒーが広く愛されていた唯一の地域であったことから、「アラビア」というその地名を由来とする「アラビカ」と名付けられました。ロールブレンドは、異なるタイプのコーヒーをブレンドして作られます。味に魅力的な特徴を持たせるため、コーヒーは慎重に選ばれます。アラビカ種を100%使用しているロールブレンドもありますが、アラビカ種のコーヒー豆とロブスタ種のコーヒー豆のブレンドで作られているロールブレンドもあります。アラビカ種のコーヒー豆の中にも違いがあり、全ての種類をロールコーヒーの中で見つけることができます。
アラビカコーヒー豆の特徴
香り:濃い芳醇な香り。微かにフルーティーな香りがする。豆:長く滑らかで均一。実際の色は黄色または緑色。植物:アラビカの木は8〜10mの高さで、葉はロブスタ豆の葉より小さい。栽培:温帯または熱帯気候の標高600〜2000mで栽培。

実からコーヒー豆へ

弊社のコーヒー豆は、完熟したコーヒーチェリーから作られていることをご存知でしょうか。コーヒーチェリーの収穫後、果実からコーヒー豆が慎重に取り出されます。この作業には2種類の方法があります。水洗式では、まずコーヒーチェリーから果実部分を取り除き、24〜48時間水に浸して皮を自然にはがします。乾燥したら、生豆を取り出します。これを水洗式コーヒー豆と呼びます。乾燥法では、コーヒーチェリーを20日間天日干しで乾燥させ、皮を自然にはがします。これが非水洗式コーヒー豆です。水洗式コーヒー豆は、より香りの強いコーヒーになると考えられていますが、水洗式と非水洗式の双方を使用する理由があります。すべてのコーヒーを滑らかさと調和の取れた複雑な風味を実現するため、ロールでは、双方の種類を最高の状態でブレンドしています。

完璧に挽かれ完璧に磨き上げられる


厳選された豆を移動する前に、コーヒー豆のパーチメントを取り除かなければなりません。この作業は、ハリングと呼ばれます。次に豆を磨き、最後の皮を取り除き、コーヒー豆に欠点豆がなく、きれいな状態であることを確認します。 焙煎、粉砕、梱包されて輸送される前に、欠点豆がないかを最終チェックします。このような細部にまで注意を払うことにより、毎回コーヒーを入れる度に、良質な味と香りが生まれます。

ロールコーヒーアーティストによる
カップテスト

コーヒーの生豆が到着すると、ロールのコーヒーアーティストがカップテストを行い、すべてのコーヒー豆のバッチの品質と特性をチェックします。生豆を焙煎し、その後すぐに細かく挽き、沸騰したお湯に混ぜたものをロールコーヒーアーティストがカップテストします。品質を確かめるこの技術は「カッピング」と呼ばれています。コーヒーに関する感性と深い知識があるロールコーヒーアーティストは、800種類以上のコーヒーの味と香りを感知することができます。希少なスキルを活かしてコーヒー豆をブレンドし、良質なコーヒーのプロファイルを作り、品質基準を満たすコーヒー豆かを確認します。情熱に裏打ちされたロールのコーヒーアーティストが、コーヒーを格別なものに作り上げ、すべての一杯が極上のコーヒーになります

焙煎によりリッチに


コーヒー豆のカップテストが完了すると、指定の温度(180~250°C)で焙煎し、さまざまな味のプロファイルを作ります。 エスプレッソ・オイルが豆の内側の深部から外側に移動するよう、焙煎時間はコーヒーアーティストが設定します。これにより、コーヒー豆は美しく輝きます。エスプレッソ・オイルが出ると良質な香りが溢れ、仕上がりまであと一歩の状態になります。豆は、緑から金、ベージュ、茶色へと、そして最後に深く濃いチョコレートブラウン色へと変わります。 それぞれの格別なロールブレンドの味の濃さ、酸味、滑らかさ、まろやかさは、豆の焙煎時間によって決まります。

挽いて風味を出す

完全に焙煎されたコーヒー豆は、細かく挽かれた後、すぐに梱包されるため、鮮度とコクが保たれます。独自のグラインド工程により、ロールのカップに水が加わった瞬間に風味と香りが即座に解き放たれます。一貫性のないグラインドは風味を予想外に不均一にし、コーヒー豆の良さが引き出されません。挽きが粗すぎるコーヒー豆も、豆の風味が十分抽出されません。また、細かく砕きすぎても過剰抽出が起き、美味しくなくなります。コーヒー豆の粉砕は重要です。ロールはそれを実にうまく行っているのです。コーヒーアーティストはたち、コーヒー豆を挽く度合がカップに淹れたコーヒーの味に影響することを理解しています。彼らの専門知識により、全てのブレンドが一貫して粉砕され、均一に美味しいロールの味をお届けできるようにしています。